─────────────────────────────────── ■■中国地域MOTコンソーシアムメールマガジン第18号(2005年3月1日)■■  このメールは毎月1回(各月の第1週),中国地域MOTコンソーシアム関係 者の他,登録された皆様にお届けします.ホットニュースがあるときには, 号外をお届けすることもあります.  【コンソーシアム会員の連絡ご担当者の方へ】  本メールはコンソーシアム会員の連絡ご担当者にお送りしていますので, 貴社(機関)の関連する部署の方々にもご回覧していただきますようお願い 申し上げます.また,ご連絡担当者以外の方で直接配信を希望される場合に は,コンソーシアム事務局までご連絡下さい. ─────────────────────────────────── 【もくじ】 ●連載第16回「MOT一口メモ」 ●MOT関連情報  ○山口大学ハイテクシンポジウム  ○日経産業新聞フォーラム2005  ○『やまぐち・うべ・メディカル・イノベーション・クラスター                     研究成果発表フォーラム2005』  ○ちゅうごく先端的医療機器等 産業クラスター創出フェア (中国地域MOTコンソーシアムホームページ:http://www.chugoku-mot.org/ ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             MOT一口メモ 第16回 ======================================================================      「MOT専門職大学院のスタートとケースメソッド教育」 ======================================================================  いよいよこの4月から山口大学の常盤キャンパス(宇部市)で、社会人を主 な対象としたMOTの専門職大学院がスタートします。これまでMOTの専門 職大学院は首都圏の私立大学に限られていましたが、首都圏以外として初めて 、また国立大学としては17年度から東工大、東京農工大とならぶ初のスタート です。  第1期生を目指す受験者の面接試験では各受験者とも緊張の中に自らの意欲 を十分に示して、MOTを学ぼうという意気込みが強く感じられました。2月 28日の合格発表で募集定員と同数の合格者15名が発表されましたが、年齢は20 歳代から50歳代まで幅広くわたり、女性2名を含む多彩な顔ぶれがそろいまし た。なお、今回は周知期間が短かったこともあり、若干名の第2次募集を3月に 行うこととしています。  ところで、2月に広島で開催された「地域MOTシンポジウム」において、 MOT教育では座学の講義による専門知識の伝授だけでなく、統合力・意思決 定力などの実践的な力を身につけるための教育方法が必須であると慶応ビジネ ススクールの高木晴夫教授が強調されました。こうした力はOJTや、ビジネ スの中での「修羅場体験」によって身につくものなのですが、MOTやMBA のスクールにおいては「ケースメソッド」を取り入れることによりそれらの疑 似体験をして、判断力や意思決定力を高めようというものです。ケースメソッ ドについては、昨年秋から山口大学が中心となって中国地域各県で開催しまし た「地域MOTセミナー」でも紹介しましたが、時間的な制約もあり、参加さ れた皆様に必ずしも十分に理解されなかった点もあったようです。企業の実例 に基づくケースの中で様々な意思決定を求められたときに、どのように考え判 断し行動するか、直面する問題に対して論理的な思考力を日ごろから訓練して おくことの大切さは言うまでもありません。  新年度から始まる山口大学のMOT専門職大学院の授業でも様々なケースを 用意して、実践力を養う質の高いMOT教育を目指して行きたいと思っていま す。                         (山口大学・向山尚志) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               MOT関連情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ====================================================================== ◆山口大学ハイテクシンポジウム ======================================================================  「医工連携をビジネスに生かすMOTの役割」  日 時: 3月16日(水) 13:30〜18:00  場 所: 宇部全日空ホテル  主 催: 山口大学工学部MOT教育推進本部  プログラム:   13:30-13:40 開会挨拶   13:40-14:20 事例発表(1)   14:20-15:00 事例発表(2)   15:00-15:10 休憩   15:10-16:10 MOTに関する講演   16:20-17:50 パネルディスカッション   18:00-19:30 懇親会 詳細:調整中 ====================================================================== ◆日経産業新聞フォーラム2005 ======================================================================  知的財産戦略経営 〜三位一体の経営戦略と新たな企業評価指標の可能性〜  日 時: 2005年3月9日(水) 13:00〜17:00(開場12:30)  会 場: 日経ホール(千代田区大手町1−9−5 日本経済新聞社8F)  主 催: 日本経済新聞社  協 賛: 株式会社アイ・ピー・ビー、株式会社クインランド  定 員: 500名  受講料: 無料  プログラム:   13:00-13:05 主催者挨拶 日本経済新聞社   13:05-13:45 基調講演   「新しい日本型経営指標の必要性 -企業価値低迷の深層-」(仮題)    竹内 佐和子氏(東京大学大学院工学系研究科MOT担当教官   13:45-14:45 特別講演   「知的財産戦略経営モデル〜特許情報を統合した新たな企業評価指標〜」    増山 博昭氏(株式会社アイ・ピー・ビー 代表取締役)   14:45-15:00 休憩   15:00-17:00 パネルディスカッション   「三位一体経営の確立に向けて〜その課題と取り組みの方向性を探る〜」  詳細:https://crm.adnet.ne.jp/ss/050201/ ====================================================================== ◆『やまぐち・うべ・メディカル・イノベーション・クラスター                     研究成果発表フォーラム2005』 ======================================================================  日 時: 平成17年3月22日(火) 14:00〜17:15  会 場: 宇部市文化会館(宇部市朝日町8-1)  主 催: 山口県、山口大学、宇部市、(財)やまぐち産業振興財団  後 援: 文部科学省、経済産業省中国経済産業局  参加費: 無料(ただし、交流会参加費は3,000円)  プログラム:   14:00-14:10 挨拶 山口県知事、山口大学学長 ほか   14:10-14:20 知的クラスター創成事業 経過報告         知的クラスター事業総括 大島時生   14:20-16:30 研究成果発表   1 高輝度LED技術を基盤とする医療用光源システムの開発   2 高輝度白色LED技術を基盤とする低侵襲治療機器の開発   3 LED、蛍光量子ドット等光技術を基盤とする高性能診断機器の開発   16:30-17:15 講演 「世界初の肝臓再生療法の開発と現況」          山口大学医学部附属病院長  沖田 極   17:30-19:00 交流会 山口大学医学部内食堂(宇部市南小串1−1−1)  参加申込方法:   県の新産業振興課のホームページ アドレス   http://www.pref.yamaguchi.jp/gyosei/s-sangyo/cluster/index.html   申込締め切り:3月15日  問い合せ先:   山口県商工労働部新産業振興課(技術振興班)   TEL:083−933−3150 FAX:083−933−3159   E-mail:a16900@pref.yamaguchi.lg.jp ====================================================================== ◆ちゅうごく先端的医療機器等 産業クラスター創出フェア ======================================================================  日 時: 平成17年3月7日(月)〜8日(火)  場 所: 広島県立広島産業会館 西展示場 広島市南区比治山本町16-31  参加費: 無料  プログラム:   平成17年3月7日(月) 13時〜17時   13:00-13:20 開会式   13:20-17:00 ポスターセッション    (大学・企業・大学発ベンチャー・研究機関・支援機関等)   13:20-14:30 基調講演    「自今生涯〜産学官からの医工連携ビジネスへの挑戦〜」    株式会社堀場製作所 取締役会長・医学博士  堀場 雅夫 氏   14:30-17:00 シンポジウム 「中国地域におけるクラスター連携強化」   平成17年3月8日(火) 10時〜16時   10:00-16:00 ポスターセッション    (大学・企業・大学発ベンチャー・研究機関・支援機関等)   10:00-12:00 セミナー    「先端医療機器開発における大学(チューリッヒ工科大学・                       チューリッヒ大学)の役割」    チューリッヒ大学 教授  ウルス ブテリエ 氏 ほか   13:00-15:00 セミナー     「我が国の医療機器産業の現状と方向性について」    経済産業省 医療・福祉機器産業室 課長補佐  沓澤正道 氏 ほか  詳細→ http://www.cnbc.or.jp/clusterplan/medical/index.html ====================================================================== 【注1】このメールマガジンは,中国地域MOTコンソーシアム関係者に配信     しています. 【注2】上記以外の方には,登録いただいた方にのみ配信します. 【注3】メールマガジンの配信登録を希望される方は,     office@chugoku-mot.orgにご連絡下さい. ======================================================================  ▼ ご意見ご希望は,下記までご連絡ください.    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