─────────────────────────────────── ■■中国地域MOTコンソーシアムメールマガジン第35号(2006年8月1日)■■ このメールは毎月1回(各月の第1週),中国地域MOTコンソーシアム関係 者の他,登録された皆様にお届けします.ホットニュースがあるときには, 号外をお届けすることもあります. 【コンソーシアム会員の連絡ご担当者の方へ】 本メールはコンソーシアム会員の連絡ご担当者にお送りしていますので, 貴社(機関)の関連する部署の方々にもご回覧していただきますようお願い 申し上げます.また,ご連絡担当者以外の方で直接配信を希望される場合に は,コンソーシアム事務局までご連絡下さい. ─────────────────────────────────── 【もくじ】 ●連載第33回「MOT一口メモ」 ☆MOT入試情報 ●文部科学省「専門職大学院教育推進プログラム」選定結果 ●MOT関連情報 ○第1回 産業技術総合研究所関西センターナノテクフォーラム (8/10 大阪) ○第2回起業・経営セミナー (8/28 東京) ○シンポジウム「知の時代とライフサイエンス」 (8/28 東京) ○大学発ベンチャー創出推進 研究開発成果報告会 (8/29 東京) ○ITベンチャー知的財産戦略セミナー (9/13-11/1 広島) ○京都大学医学領域 産学連携シンポジウム2006 (9/12 京都) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MOT一口メモ 第33回 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「知的財産と技術のモジュール化」 知的財産という言葉は、知的財産立国を目指すといった非常に広義の概念で 使用される一方で、具体化した話になると権利保護の部分が主体になるケース が多いようです。しかし、その概念には、権利保護だけではなくいろんな効能 があり、その一つとして、知的財産化による技術のモジュール化があります。 すなわち、製品開発のプロセスにおいては、外部環境の変化など技術要因以 外にも様々な障害があり、技術がなかなか事業につながらないというのが現状 ですが、日常の技術開発、製品開発のプロセスの節々で、それまでに得られた 成果をきめ細かく知的財産として実体化していくことにより、その節からさま ざまなビジネスモデルに基づく新たな製品開発のネットワークにつなぐことが できるようになります。 しっかりした製品企画により、企画から事業化までの製品開発を一本の糸で 確実につなぐことが引き続き大事ですが、それと同時に、技術をインターフェ ースのはっきりした知的財産としてモジュール化しておくことが、MOTの手 法として今後益々有効になると考えています。 (広島大学産学連携センター 知的財産部門 橋本律男) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆ MOT入試情報 ☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山口大学大学院・技術経営研究科は、平成19年度より、従来の宇部キャンパ ス以外でも受講ができるように、広島市(中区袋町5-28 和光広島ビル4階) および北九州市(小倉北区浅野3丁目8-1 AIM:アジア太平洋インポートマート 8階)に教室を開設いたします。 平成19年度からは土日に集中して講義するスタイルになります(現在掲載さ れている時間割は今年度のものです。ご注意下さい)。 平成19年度第一回入試は下記日程で行います。 出願期間: 平成18年9月19日火~9月25日(月)8時30分~17時30分 選抜期日: 平成18年10月8日(日) 合格発表: 平成18年10月20日(金)正午 お問合せ: 山口大学大学院技術経営研究科 森田義富 TEL:0836-85-9876 FAX:0836-85-9877 e-mail: mot@yamaguchi-u.ac.jp 詳 細 : http://mot.yamaguchi-u.ac.jp/bosyuu.htm ※パンフレットは下記ウェブページからダウンロードできます: http://mot.yamaguchi-u.ac.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 平成18年度文部科学省「専門職大学院教育推進プログラム」選定結果 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山口大学大学院技術経営研究科からの応募テーマ2件が採択 文部科学省「法科大学院等専門職大学院教育推進プログラム」に対し、法科 大学院を除く全国の専門職大学院から単独で37件、共同で3件の応募があり、 その中から約10件のテーマが採択されました。 山口大学大学院技術経営研究科が単独および共同申請(※1)したテーマは、 2件とも採択されました。各テーマの内容は以下の通りです。 ◆単独テーマ:「教室と経営体の融合による技術経営教育」 本プロジェクトは、ものづくりの基盤として地域企業からの教育ニーズが高 いデジタル・エンジニアリング(※2)を具体例にして、大学院の教室と経営 体(経営・製造・研究現場)とを融合させて高度で実践的な技術経営教育を行 うものです。 ◆共同テーマ:「MOT協議会における教育推進プログラム」 全国のMOT(Management of Technology)専門職大学院で構成する技術経営系 専門職大学院協議会(MOT協議会)の参加全大学院によるMOT教育の充実と広報 普及活動を推進するプロジェクトです。協議会メンバーが中心となって産業界 等の協力を得ながらMOTの専門職大学院の在り方について検討を行うとともに 教育の質の向上のための活動を行って、MOT教育の普及と発展に貢献します。 (※1): MOT協議会(山口大学、東京農工大学、芝浦工業大学、早稲田 大学、東京理科大学、東京工業大学、日本工業大学、九州大学の各専門職大学 院によるMOT教育普及促進のための協議会)による共同申請 (※2): デジタル・エンジニアリングとは、製品の設計から製造までの全 工程を三次元データで一環処理する高度情報化製造技術のこと ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ MOT関連情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ====================================================================== ◆ 第1回 産業技術総合研究所関西センターナノテクフォーラム (大阪) ====================================================================== 「関西におけるナノテクの産業化と産学官連携」 主 催: 産業技術総合研究所関西センター 日 時: 2006年8月10日 13:00-17:00 会 場: 産業技術総合研究所関西センター基礎融合棟ホール 参加費: 無料 定 員: 150名 詳 細: http://unit.aist.go.jp/kansai/event/2006/kansai-nano2006.pdf ====================================================================== ◆ 第2回起業・経営セミナー「ITベンチャーの資金調達」 (東京) ====================================================================== 「気鋭のベンチャー・キャピタリストが要諦を語る」 主 催: 情報通信ベンチャー支援センター 日 時: 平成18年8月28日(月) 18:00-21:00 会 場: 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル13階 会議室 参加費: 無料 詳 細: http://www.venture.nict.go.jp/contents/venture/ nict__2/nict/node_3872/2_it__1/node_4082 ====================================================================== ◆ シンポジウム「知の時代とライフサイエンス」 (東京) ====================================================================== 主 催: 東京医科歯科大学 日 時: 平成18年8月28日(月)13:10-17:30 会 場: 日本教育会館一ツ橋ホール(千代田区一ツ橋) 参加費: 無料、申込制 詳 細: http://www.tmd.ac.jp/tlo/seminar.html ====================================================================== ◆ 大学発ベンチャー創出推進「研究開発成果報告会」(東京) ====================================================================== 主 催: 科学技術振興機構 日 時: 2006年8月29日 10:00~20:00 会 場: UDXカンファレンス(秋葉原UDX 6F) 参加費: 無料 詳 細: http://www.jarec.or.jp/venture06/index.html ====================================================================== ◆ ITベンチャー知的財産戦略セミナー (広島) ====================================================================== 主 催: 総務省中国総合通信局、広島大学産業連携センター、 日本弁理士会、独立行政法人情報通信研究機構 後 援: 中国情報通信懇談会 会 場: 広島大学 東千田キャンパス(広島市中区東千田町1-1-89) 参加費: 無料 定 員: 60名程度 日 程: 第1回:9月13日(水曜日):知的財産権全般と著作権等 第2回:9月20日(水曜日):【「発明」のとらえ方と「新しさ」の重要性 第3回:10月4日(水曜日)先行技術調査 第4回:10月18日(水曜日):出願から権利成立まで・外国出願 第5回:11月1日(水曜日):ICTビジネスに関する法的リスク 詳 細: http://www.cbt.go.jp/hodo/2006jo079-1.html ====================================================================== ◆ 京都大学医学領域 産学連携シンポジウム2006 (京都) ====================================================================== 共 催: 京都大学大学院医学研究科、京都大学医学部附属病院 社団法人芝蘭会 日 時: 2006年9月12日(火)13時00分~16時00分 会 場: 芝蘭会館本館(京都大学医学部創立百周年記念施設) 2階 稲盛ホール http://office.med.kyoto-u.ac.jp/siran/kotsu.htm 参加費: 無料 定 員: 240名 詳 細: http://www.med.kyoto-u.ac.jp/KUMBL/office/works/more/ 024_symposium060912.html ====================================================================== ▼ ご意見ご希望は,下記までご連絡ください. E-mail: office@chugoku-mot.org ********************************************************************** ☆☆ 中国地域MOTコンソーシアムメールマガジン ☆☆ 発 行 :中国地域MOTコンソーシアム事務局 (Chugoku MOT Consortium) 〒755-8611 山口県宇部市常盤台2-16-1 D講義棟4階 山口大学大学院技術経営研究科 TEL:0836-85-9876 FAX:0836-85-9877 http://www.chugoku-mot.org/ **********************************************************************