─────────────────────────────────── ■■西日本MOTコンソーシアムメールマガジン第47号(2007年8月2日)■■  このメールは毎月1回(各月の第1週),中国地域MOTコンソーシアム関係 者の他,登録された皆様にお届けします.ホットニュースがあるときには, 号外をお届けすることもあります.  【コンソーシアム会員の連絡ご担当者の方へ】  本メールはコンソーシアム会員の連絡ご担当者にお送りしていますので, 貴社(機関)の関連する部署の方々にもご回覧していただきますようお願い 申し上げます.また,ご連絡担当者以外の方で直接配信を希望される場合に は,コンソーシアム事務局までご連絡下さい. ─────────────────────────────────── 【もくじ】 ●連載第45回「MOT一口メモ」 ●文部科学省の平成19年度  「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」に採択 ●MOT関連情報 ○山口大学大学院技術経営研究科2008年度  学生募集、オープンキャンパスのお知らせ(8/25・26 宇部・北九州・広島)  ○広島大学 新技術説明会  (8/24 大阪) ○イノベーションジャパン−大学見本市  (9/12〜14 東京) ○第3回MOTシンポジウム (9/27 東京) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             MOT一口メモ 第45回 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     「第4回全国VBLフォーラム」、盛況に終える  全国のVBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリ)45校を中心に、折りしも 祇園祭の最中の7月17日から二日間、京都大学桂キャンパスにて、第4回全国 VBLフォーラムが盛況の内に開催されました。VBLは、「先端技術の開拓」と 「VB 精神の育成」なる目的で10年前に設立されました。このVBL相互の意見 交換の場として、また今後の方向性を探る場として開催されました。実行委 員会は京都大VBL、広島大VBL、東北大(NMC)で、文部科学省や京都商工会議所 などが協賛になり、参加者数約250名にも及ぶ会議となりました。  初日は、三名の活動家から基調講演を頂きました。産業界を代表し「新しい ビジネスの創造のために」元松下電器産業・副社長 水野博之氏、推進支援を 代表し「中国の大学発ベンチャーから学ぶもの」創業支援推進機構理事長・ 紺野大介氏、最後に若手社長代表として「大学発ベンチャーに必要な環境」 (潟hリコム代表取締役・内藤裕紀氏です。それぞれ違った視点からのお話し と提案は、大学発ベンチャーと産業界などの連携を考えていく上で、示唆に富 む大変貴重なものでした。その後の交流会では、官の立場から、文部科学省 研究振興局研究環境・産業連携課 課長・佐野 太 氏より地域連携までを含め た大学発ベンチャー・産学連携の必要性についての考えを頂きました。  第二日目である7月18日は、文科省 研究環境・産業連携課の小黒 桂 氏によ る特別講演「イノベーション創出に向けた“大学発ベンチャー”の新たな展開」 に始まり、大学発VBの八つの企業からは成功した特徴あるビジネスモデルの 紹介、四大学からはベンチャー教育の現状を報告いただきました。最後にリソ ースの視点から意見を頂く形で、パネル討論「大学発ベンチャーとイノベーシ ョンの創出」を行い、大学発ベンチャーの現状・課題・今後の展開について熱 心に議論がなされました。これらの開催記録は調査報告書としてまとめる予定 です。  第二日目の昼食時間を利用し、全国VBL施設長会議が開催されました。有 益な情報交換がなされるとともに、今後の継続的な開催が約束されました。そ して、次回は2008年8月1日2日山形大学米沢キャンパスで開催、主幹校 は山形大学、秋田大学、東北大学の各VBLと決まりました。是非、来年もご参 加のほど、よろしくお願い致します。また最後になりましたが、開催報告簡易 版を広島大VBLのホームページ http://vbl.hiroshima-u.ac.jp/vbl-f/report.html に掲載しておりますので、ご参照頂ければ幸いです。               平成19年7月29日               広島大学・産学連携センター 教授 三枝省三 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             文部科学省の平成19年度     「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」に採択 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  山口大学大学院技術経営研究科が提案した「解析主導設計(ALD)を活用し た先進ものづくりを実現する体系的地域人材高度化教育」が文部科学省の平成 19年度「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」に採択されまし た。  本事業は中小製造業の経営者と技術者を対象として、技術としてのデジタルエ ンジニアリング(DE)の学び直し、すなわち単純な設計・製造の電子化から解 析主導設計(ALD)*への高度化と、ALDを最大限に活用するマネジメント 能力の習得を目的としたものです。ALDを核とした高度ものづくりを定着さ せるためには、経営者と技術者の双方がそれぞれの立場でALDについて学ぶ 必要があります。そこで本事業では、中小製造業経営者を対象とするALDマネジ メントコース(計42時間)と中堅技術者を対象とするALDテクノロジーコース (計51時間)の2つの教育プログラムを開発し、本年度から3年間、山口大学 の宇部、北九州、広島教室で合計15回、上記の教育プログラムを実施します。 個人のスキルアップのみならず、この事業を通してALD人材のネットワーク を構築し、中国・北部九州におけるイノベーション創出につなげていきたいと 思っています。 *ALD:Analysis-Led Design;開発期間短縮・省コスト化を実現するのみなら  ず、解析技術を用いてコンピュータ上で企画・試作・品質保証試験ができる  設計 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               MOT関連情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ====================================================================== ◆ 山口大学大学院技術経営研究科2008年度   学生募集、オープンキャンパスのお知らせ   (宇部・北九州・広島) ======================================================================  社会人を対象にした西日本唯一のMOT(技術経営)専門職大学院である山 口大学大学院技術経営研究科では、以下の要領にて平成20年度の学生募集を 行います。2007年度に宇部、北九州に続いて広島教室を開講し、現在、地 域中核企業や中小企業の将来を担う優れたリーダーを目指す多くの社会人学生 が学んでいます。産業社会の激しい変化に対応する実践的なカリキュラムを用 意し、チャレンジ精神に富んだ意欲的な学生の皆様の応募をお待ちしておりま す。  ●2008年度入試のお知らせ   選考日 第1回 2007年10月8日(月)   出願期間 9月14日(金)〜9月20日(木)   問合せ・資料請求先     山口大学大学院技術経営研究科     〒755-8611 宇部市常盤台2-16-1 0836-85-9876     ホームページ:http://mot.yamaguchi-u.ac.jp/  ●オープンキャンパスの開講のご案内   日時:広島、北九州教室 8月25日(土)13:30〜17:00      宇部本校     8月26日(日)13:30〜17:00   内容:MOT大学院説明会、模擬講義(技術戦略、知的財産戦略) ====================================================================== ◆ 広島大学 新技術説明会  (大阪) ======================================================================  日 時: 2007年8月24日(金)10:15〜17:00   会 場: 大阪科学技術センター(OSTEC)<大阪市西区靱本町>  主 催: 国立大学法人 広島大学  独立行政法人 科学技術振興機構 参加費: 無料  詳 細: http://jstshingi.jp/hiroshima/program.html ====================================================================== ◆ イノベーションジャパン−大学見本市(東京) ======================================================================  日 時: 2007年9月12日(水)〜14日(金) 10:00〜18:00  会 場: 東京国際フォーラム(東京・有楽町)  主 催: 科学技術振興機構(JST)、NEDO技術開発機構(新エネルギー・       産業技術総合開発機構)  詳 細: http://expo.nikkeibp.co.jp/innovation/index.html ====================================================================== ◆ 第3回MOTシンポジウム(東京) ======================================================================     『MOT教育の最前線:認証評価試行を踏まえて』  日 時: 2007年9月27日(木)13:00〜17:00  会 場: 日経ホール(大手町)  参加費: 無料  詳 細: http://www.motjapan.org/sympo/index.html ====================================================================== 【注1】このメールマガジンは,中国地域MOTコンソーシアム関係者に配信     しています. 【注2】上記以外の方には,登録いただいた方にのみ配信します. 【注3】メールマガジンの配信登録を希望される方は,     office@chugoku-mot.orgにご連絡下さい. ======================================================================  ▼ ご意見ご希望は,下記までご連絡ください.    E-mail: office@chugoku-mot.org **********************************************************************    ☆☆   西日本MOTコンソーシアムメールマガジン   ☆☆      発 行 :西日本MOTコンソーシアム事務局 (Nishinihon MOT Consortium)        〒755-8611 山口県宇部市常盤台2-16-1 D講義棟4階              山口大学大学院技術経営研究科              TEL:0836-85-9876 FAX:0836-85-9877        http://www.west-j-mot.org/ **********************************************************************