─────────────────────────────────── ■■西日本MOTコンソーシアムメールマガジン第53号(2008年2月5日)■■  このメールは毎月1回(各月の第1週),西日本MOTコンソーシアム関係 者の他,登録された皆様にお届けします.ホットニュースがあるときには, 号外をお届けすることもあります.  【コンソーシアム会員の連絡ご担当者の方へ】  本メールはコンソーシアム会員の連絡ご担当者にお送りしていますので, 貴社(機関)の関連する部署の方々にもご回覧していただきますようお願い 申し上げます.また,ご連絡担当者以外の方で直接配信を希望される場合に は,コンソーシアム事務局までご連絡下さい. ─────────────────────────────────── 【もくじ】 ●連載第51回「MOT一口メモ」 ●技術経営箚記【さっき】 ●MOT関連情報 ○山口大学地域共同研究開発センター研究協力会MOT部会講演会 (2/6 山口) ○クラスターシンポジウム (2/4 広島) ○東京大学大学院情報学環 (2/4 東京) ○(社)日本技術士会主催 「第24回中小企業問題研究会・交流会」(2/8 東京) ○政策研究大学院大学 (2/9東京) ○東京大学産学連携本部・三井ベンチャーズ共同開催シンポジウム(2/20 東京) ○特許流通シンポジウム2008in福岡 (2/22 福岡) ○政策研究大学院大学シンポジウム 技術流出と日本の課題 (2/26 東京) ○第2回地域クラスターフォーラム (2/28 東京) ○TOKYO産学公連携イノベーションフォーラム (3/7 東京) ○「知財戦略コンサルティングシンポジウム 2008 (3/8 東京) ○国際・産学共同研究センター(CCR)最終シンポジウム (3/17 東京) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━             MOT一口メモ 第51回 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  鳥取大学MOTイノベーションスクールは、平成16年度の開校から4年が経 過し、来月には、本年度の最終報告会を開催するところまできました。地道な MOT教育の有効性が認識され、徐々に定着してきた感があります。具体的な事 例としては、継続して受講生を参加させる企業が増えてきたことや、県内企業 の経営者からは、産学連携の活動一環として、MOT教育の効果が発信されはじ めています。  スクールでは、自社や自部署の課題をもとにイノベーションを企画するPBL を特徴としています。最近の傾向として、銀行員の方や若手の起業家、2代目 社長の受講生が増えています。技術開発者や行政職員に加えて、多彩な陣容に なり、新たなイノべーションが議論されています。また、異業種交流の場とし ても活用が活発化したり、MOTをきっかけとして工学部教員との共同研究も生 まれています。  今年度より、MOT専任教員を増強し教育を充実させるとともに、ケースメソ ドを導入して、地域における教育効果を検証しました。ここでは、再来年度に 完成予定の高速道路(姫鳥線)の経済効果について考えるというテーマで、輸 送効率の向上効果や観光開発について具体的に議論しました。若手技術者をは じめとして、多くの受講生に啓発効果がありました。来年度のカリキュラムで は、MOTの基本講義に加え、ケースメソドを本格に取り入れる予定です。  スクールには、工学研究科に加えて、農学研究科の大学院生もPBLに参加し ており、新種食物の開発とその事業化について議論が交わされています。学内 には、農学に加えて、地域学と医学の分野で教育と研究が行われています。今 後の計画として、工学分野で浸透するMOTの考え方を、農学や地域、医学の分 野へ展開し、各分野のイノベーションを活発化する企画を考えています。                        鳥取大学工学部 北村 章 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━               技術経営箚記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ======================================================================  ジェフリー・フェファー、ロバート・サットン著  『実行力不全』(2005年,ランダムハウス講談社,ISBN:4-270-00099-6) ====================================================================== 著者はいわゆるナレッジ・マネジメントの批判者として知られる。邦訳のタイ トルよりも元の"The knowing-doing gap"の方が内容に即したものである。す なわち、この本は知識と行動のギャップについて検討し、知識を実際の行動に 結びつけるための指針を示している本なのである。端的にいえば、効率が悪く とも実践から学ぶことの方が理解が深く、知識と行動のギャップが小さいとい う、比較的常識的なことを著者らは訴えている。しかし逆に考えれば、それを 強調しなくてはならないほど、様々な企業で知識偏重が生じているのだとも言 えるだろう。                          山口大学 福代和宏 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                MOT関連情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ====================================================================== ◆ 山口大学地域共同研究開発センター研究協力会MOT部会講演会 (山口) ======================================================================    「日東電工 オプティカル事業の成長戦略」  講演者: 柳楽幸雄氏 日東電工株式会社 取締役 専務執行役員       オプティカル事業本部長(4月1日より代表取締役社長)  日 時: 2008年2月6日(水) 15:00〜17:00  会 場: 山口グランドホテル(JR山陽新幹線・新山口駅前)  主 催: 山口大学地域共同研究開発センター研究協力会MOT部会 共 催: 山口大学大学院 技術経営研究科、西日本MOTコンソーシア       ム、プロジェクトマネジメント学会中国支部  定 員: 50名  参加費: 無料  詳 細: http://mot.yamaguchi-u.ac.jp/ ====================================================================== ◆ クラスターシンポジウム (広島) ======================================================================   中国地方発、新たなイノベーションの実現に向けて  日 時: 2月4日(月)11:00〜18:50  会 場: グランドプリンスホテル広島 2F「瀬戸内」       (広島市南区元宇品町23-1)  主 催: (独)経済産業研究所、(財)ひろしま産業振興機構  参加費: 無料(交流会参加の場合は2,000円)  詳 細: http://www.hiwave.or.jp/clustersympo/annai.html ====================================================================== ◆ 東京大学大学院情報学環(東京) ======================================================================   「OKIユビキタスサービス学寄附講座」  日 時: 平成20年2月4日(月) 午後2:00 〜 午後5:30 (会場 午後1:30)  会 場: 東京大学 大講堂 (安田講堂)  主 催: 東京大学大学院情報学環・OKIユビキタスサービス学寄附講座       東京大学21世紀COE「次世代ユビキタス情報社会基盤の形成」  参加費: 無料  定 員: 定員:1,000名(先着順)  詳 細: http://www.ubinsoc.org/ ====================================================================== ◆ (社)日本技術士会主催 「第24回中小企業問題研究会・交流会」(東京) ======================================================================  知と技術の交流で産業に活力を −イノベーションで東京の未来を切り拓く−  日 時: 2008年2月8日(金) 10:00-16:45  会 場: 立川市女性総合センター・アイム  主 催: (社)日本技術士会  参加費: 1,000円  詳 細: http://www.engineer.or.jp/cmty/chusho/new.html ====================================================================== ◆ 政策研究大学院大学 (東京) ======================================================================   ライフサイエンス政策研究プロジェクトシンポジウム  日 時: 2008年2月9日(土)12:00〜16:00 (11:30〜受付開始)  会 場: 政策研究大学院大学 想海楼ホール  主 催: 政策研究大学院大学 ライフサイエンス政策研究プロジェクト  参加費: 無料  詳 細: http://www.simul-conf.com/lss2008/ ====================================================================== ◆ 東京大学産学連携本部・三井ベンチャーズ共同開催シンポジウム(東京) ======================================================================   「国際的な視点から大学発バイオベンチャー育成のための                      我が国の課題を考える」  日 時: 平成20年2月20日(水曜日) 13:00〜17:40  会 場: 東京大学 弥生講堂 一条ホール       (東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内)  参加費: 無料  定 員: 250名(先着順)  詳 細: http://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/20080220symposium/index.html ====================================================================== ◆ 特許流通シンポジウム2008in福岡(福岡) ======================================================================  日 時: 平成20年2月22日(金) 13:00 〜 16:30  会 場: エルガーラホール・7階中ホール (福岡市中央区天神1−4−2)  主 催: 独立行政法人工業所有権情報・研修館  定 員: 150名  参加費: 無料  詳 細: http://www.ryutu.inpit.go.jp/symposium/symposium03.html ====================================================================== ◆ 政策研究大学院大学シンポジウム 技術流出と日本の課題(東京) ======================================================================   −技術立国・知財立国としての対応−  日 時: 2008年2月26日(火)13:30〜16:30  会 場: 政策研究大学院大学 六本木キャンパス 1階 想海楼ホール  主 催: 政策研究大学院大学(知財プログラム)  参加費: 無料  詳 細: http://www.ics-inc.co.jp/gripssymposium/ ====================================================================== ◆ 第2回地域クラスターフォーラム (東京) ======================================================================   〜地域発イノベーションと産業振興〜  日 時: 2月28日(木)13:30〜17:30  会 場: 秋葉原コンベンションホール 2F       (東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル内)  主 催: 内閣府  詳 細: http://www.renkei.jst.go.jp/sympo/cluster02/index.html ====================================================================== ◆ TOKYO産学公連携イノベーションフォーラム(東京) ======================================================================  日 時: 2008年03月07日(金) 10:30〜18:30  会 場: 東京商工会議所ビル7階「国際会議場」       ( 東京都千代田区丸の内3-2-2)  主 催: 東京商工会議所  参加費: 無料  詳 細: http://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-14946.html ====================================================================== ◆ 「知財戦略コンサルティングシンポジウム 2008(東京) ======================================================================   〜企業価値を高める知財戦略コンサルティングの全貌と、                   コンサルタントの目指すべき人材像〜  日 時: 2008年3月8日(土) 13:00〜17:30(開場12:30)  会 場: 六本木アカデミーヒルズ49 タワーホール  主 催: 特許庁、関東経済産業局、広域関東圏知的財産戦略本部  定 員: シンポジウム 300名、ネットワーキングパーティ 100名  参加費: 無料  詳 細: http://www.mizuho-ir.co.jp/seminar/chizai.html ====================================================================== ◆ 国際・産学共同研究センター(CCR)最終シンポジウム (東京) ======================================================================  「東京大学の産学連携とCCRの果たした役割」  日 時: 2008年3月17日(月) 13:00〜19:00  会 場: 東京大学駒場リサーチキャンパス総合研究実験棟2F       コンベンションホールおよびホワイエ  主 催: 東京大学国際・産学共同研究センター  参加費: 無料  詳 細: http://www.ccr.u-tokyo.ac.jp/news/news_2008_03_17.html ======================================================================  ▼ ご意見ご希望は,下記までご連絡ください.    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